そして、この美術展に、留辺蘂町大和出身で数々の展覧会で受賞されるなど、全国的にも著名な「石谷孝二」をお招きし、出展参加していただくとともに、この現代アート展のオープニング特別企画として、石谷氏の作品づくりに懸ける思いや郷里への熱い思いを大いに語っていただく講演会を開催することとなりました。

これまで北見では、1985年に札幌・旭川・帯広・北見の4都市で同時多発的な展覧会を開催したことに端を発し、その後も同地域間の現代美術作家と交流しながら展覧会を開催してきました。近年では、昨年、一昨年の2回にわたり、常呂郡置戸町秋田にて「置戸コンテンポラリーアート」を開催してきましたが、今回の「極東コンテンポラリー」は、オホーツク圏を代表する現代美術展として、さらに規模を拡大し開催されます。出展者においてもこれまでの約3倍となる67名の参加を予定し、地域と連携したワークショップやコンサート等の企画だけでなく、温根湯地域の住民が参加するイベント「おんねゆ温泉芸術祭」「かかしプロジェクト」とも連携し、地域とオホーツク圏の芸術・文化発信を通じ、地域の活性化を行います。